可動レプリカソフビ
と云っても、その構想は20年も昔、製作活動から退いた頃に考えていたものばかり。
実用新案取れる様なモンでもなく、それまですでにやっていたコトの応用と工夫だけ。
腰の間着部と口の開閉機構の軸
腰は分割ラインを目立たなくしただけ。湯口は首付け根部に取る。肩も同様に処理する予定。
口の下あご軸を挟む形で支える「のどちんこ(笑)」さらにセンターの支えは「いぐあな」と同じ構造。
※「のどちんこ」にこだわっていたのは、私がフェチでは無く、この構造を昔から漠然とではあるがなんとなく考えていたから、請負ではそこまでやる必要無く、真剣に機構試作する時間も正直無かった。
「マジスカ」のおかげで、軸取り付け位置の修整も「アントニオ猪木」も簡単に直せる♪「ファンド」や「ポリパテ」だと、そうはいかず、ときには「もぉイイや」になっちゃう(w)
この画像の顔は劇中では丸木橋を落としVSティラノまでの間で確認できます。
ヒロインの悲鳴に「なんだぁ?」と横向いたときの顔。
正面顔はポスター顔と一致。何十年もかかったけど、ようやく「ロングフェース」の顔を完全に検証できました。
あとは造形を少しでも近づけていくだけ。
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造形師のアレンジが入る事もが多いのもガレージキットの特徴ですが、「徹底したトレースを目標」という着眼点と、それを見事に実現されている緻密な作業工程、造形には衝撃です!
トカゲの可動箇所、原型段階であのような精度の高い可動構造を仕込まれているとは。。。。安定感のあるポーズも決まっていますね。
(何か偉そうな事書いてすいません。)
新作のコングの製作も楽しみにしております!
「Replica of monsters to respect」は、やり残したソフビ原型の総括的製作。
私自身が長年コレだけは形にしたいと願っていました。
それだけ、過去の製作品に大きな「悔い」やら「やりきれなかった」コトが多くあったんだと思います。
今回製作の「トカゲ(いぐあなで~す)」も、まだ、ココ直したいがいくつも見つかります。
オリジナルトレースはホント難しい・・今回の「いぐあな」も完全トレースは叶いませんでした。
でも、クラシックホラー・モンスター文化やソフビ文化がロストさえしなければ、いつか完全トレースの造形品を作り上げてくれる方がきっと表れてくれると考えています。
今は、なんとか年内に「テストショット」手にしたいなぁ・・・
だけ願いつつ「新ゴリラ」(試作)完成と次の製作に励んでみたいと思っています。
冬のワンフェス後の巷が落ち着いた頃を見計らって、50個ほどですがブログにて、同好の方々にお仲間としてご提供できるよう考えています。
そんな繋がりのアイテムにできれば、まさに「道楽」の「本懐」です。
オリジナルの歴史的・創造的価値の見直しと活かす企画開発をお金かけてやることは困難であっても「愛する」コトだけなら、誰でもできる。
もしかしたら、一番求めるべきコトはコレなんだと思います。
「ソフビだから出来る・ソフビだからこそ活きる」
奥が深いですね。
ソフビって様々な世代にも親しみやすい材質だと個人的には思いますし、文化としてこの先も根付いていってほしいです。
>奥が深いですね。
インジェクション金型やコンピューター入力の数値設計と違い
カン頼みでそこそこあわせてやれば、できちゃうソフビ(www)
伸びちゃうトコあれば、伸びたら丁度良くなるように作ればイイ♪
間着取り付け部が「真円」でなくても、可動できればイイ♪
継ぎ目ラインが気になるのなら、継ぎ目をラインにしなければイイ♪
手にして遊ぶコト無く積まれるだけなら、箱も付けずビニール袋にいれるだけにすればイイ(w)
創造するコトや自分で考えるコトしない方には、丁寧な説明書添えず、いじくって、はめ直しているうちにできちゃうソフビキットがイイ(www)
作れず、楽しめず、批評だけしてる輩には入手困難にすればイイ♪
全ては「道楽」だからできるコト・・・・
何より、腐乱犬さんの完成させた「いぐあな」がとても楽しみです。ワクワクしちゃいます!ビリケンのときのような塗装の苦労無く、スミいれもしやすくなってると思います。その折には画像転用許可宜しくです♪