「ブンブン拳」の惨劇ー製作裏話①-
その昔ダビデがゴリアテを倒した必殺の拳!
手流しのみ・・・何も設備が無い私の流し込み法。
流し込んだあと、画像のようにタオルで包み湯口を外側にしてブンブン振り回す。
タオルの上から左手で湯口部をあてがうので、さほどの遠心力は期待できない。
今回ワックスの流し込みでもやってみた。
最初のうち、慣れないくせに2型同時進行で慌てた・・・
そう・・・白いプラバン忘れてタオルで包み「ブンブン拳」
ちょっとした気の緩み。オマケに手の押さえ甘くアルミ突き破り漏れた・・・
「ピシッ」と身辺周りにワックスが飛び散った音。
焦った途端に大量にワックスあふれ出た。
壁やらカーテンに・・・・(汗)
画像右がその際の惨劇を物語っている。
固まった後はパリパリでどぉにもならん。
まぁ、どぉせボロ家なので、たいしたコトはない。
以後はゆっくり確実に1型ずつ流し込むコトにした。
オマケに作業後の夜食に食べた即席ラーメン
口の中で異物気配・・・キッチンの箸か丼に惨劇の一部が付着していたと思われる。
十分、金型屋さんの技術とご苦労も体験できた・・・
「ゴリラ4号」はどぉしましょ・・・考えたら体毛モールド気泡抜くの大変そ~です(汗)
マーミットさんはワックス原型まで自前作業。ホント凄いと思います。
harleyさん生きてるかなぁ・・・WF準備(フランケン抜いているのだろうか?)無理してなきゃイイけど・・・また、行けなくてゴメンね。やはり立川より先は1泊~2泊(笑)コースになってしまう私かもです(汗)
玄さんから、なんとなんとビリケン「リドサウルス」「イーマ」&ジオマト「イーマ」完成品画像が届きました!!
有難うございます。私がかつて「やりたかったけどできなかったコト」をやってくれました(拍手)
これは月曜日のお楽しみデ~ス♪
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行けなくてゴネンね。
私に役があるとしたら、それは「触媒」
ホントに好きな方が「知る・創る・見る・手にする」といった様々の楽しみ方を介して、繋がっていって欲しいという願い。
同時にそれが力となりひとつの文化のロストが回避できる・・・または例えロストしてもいつか復活してくれる力となってくれる。
ウルトラマン80本放映時、人気を博したポピーキングザウルスシリーズが全く売れず製造終了。どの玩具店でも山積みしてた商品「いつでも買えるや」と思っていたら、あっという間にどこの店頭からも消えた。
金のかかる特撮も同様に消えた・・・・。
そのうち飢えたファンは、¥380だったキングザウルスを¥2000でも欲しいと思うようになった。
ある日洋物SF映画の大ヒットにより、季刊宇宙船やスターログが登場。突然聞いたコトもない「山勝」から「ゴジラシリーズ5種後続+5種?」肌色のブルマルスタンダードやデカソフビが専門店に並んだ。あっという間に売れた。
その頃には大量輸入された大ヒット映画のケナー社アクションフィギュアは特売商品となっていた。
飢えた怪獣・特撮ファンが動き「怪獣復活」「ゴジラ復活」「ウルトラ怪獣復活」に至るまで時間はかからなかった。
歴史はくりかえされます。
今、ヤフオクから「ウルトラ怪獣」が消えました。
¥200や¥300じゃないと入札もない。自演釣りしても結局自演者落札で割も会わない・・・・
これでB社のシリーズ生産中止なんてコトになれば、それはもはや決定的となるでしょう。
予測していた通り一つの文化の終焉、国外生産による「安易な利益優先主義」が買い手減少に反比例し生産過剰の飽和状態を生み出してしまったのかもしれませんですね。
「いぐあな」の金型製造が間に合って良かったです。
これも、文化ロスト最悪の状況を想定しての危機管理の意味合いもあるのです(そうなってほしくないんだけど・・・)
でも、きっと「復活」してくれると考えています。
ヨシヲさんやharleyさん、ブログの皆さん方が楽しく繋がり、「やっぱ、イイよなぁ」をキープしてくれれば良いのです。
もともと、ホントに好きな方は国内そんなにおられるワケは無いのですから。
ホントに好きな方なら、千人もおられれば十分な力となるコトを大切にしたいと思います。
聖さんの「タイムマシン」は希望の砦。
なんでも良いのです!次世代の方が自然な形でブースに集まり、何よりも楽しんでいかれること。
当面「タイムマシンブース」が砂漠のオアシスになってくれる筈なんです。
そして純粋なファンがいつのまにかブースを埋め尽くすようになれば、まさに聖地になるんじゃないかな♪