開発中断の「イージス護衛艦大型キット化計画」ー画像復刻ー
ブツは届かないし・・・気晴らしに旧パソより発掘された旧ブログの画像公開。
何しろ製品化するには何千万もかかる・・・
とても道楽の範疇では無い。
ほぼ、小パーツ類の製作もできており、
はさみもカッターも使わず、ほとんど差し込みで1日あれば誰でも組み立てられる。
天才ペーパークラフト作家の「紙模型工房」久嶋氏との共同開発中断中の画像。
ペーパクラフトでは、何枚にもわたるパーツ。
船体以外のほとんどのパーツをPVCやインジェクションでの樹脂パーツを使用し、初心者でも組立が簡単なキットの開発を考えた。
驚くべきは、久嶋氏ならではのアイデアで船体のフレームまで差し込み。20分もあれば船体が組み立てられる新機軸の設計。
あとは、樹脂パーツを差し込んでいくだけ。
小パーツ類原型は出来上がっている。細かいだけに見えない目で随分と苦労した。
しかしそのおかげで、多くのスキルを獲得できた。
これが、「いぐあな」製作にもいかされたのだと思う。
極めてシンプルに最低限のパーツ数で・・・
それでも、これだけのパーツ数となる。
タミヤの1/350の「大和」歴史的に見ても傑作キット。
しかし誰もが箱を開けた途端気が遠くなる筈。それこそが「艦船模型」の醍醐味なのだが。
作り手を耕さない限り、傑作キットも、埃を被りその多くは積まれているだけ・・・
少し寂しい。
もっとも、ホビーにそれだけの贅沢な時間を費やすことができる方はそれほどはおられないだろう。完成品を高額で買われる方の方が多いのかもしれない。
それにしても我ながらよくこんな細かいパーツを作ったものだ・・・
このパーツ群は1/270である。
これは立体出力プリンターによる甲板上部構造物。
出力前に検証をお願いし、1/270のペーパークラフトによる実物大サンプルまで預け
「この大きさでお願いします」と念押ししたにもかかわらず・・・がぴぃぃい~んっ!
因みにこれだけで35万の無駄遣いとなった・・・・。
さらに1/270の再見積りが何と75万。
呆れ果て、発注を検討中に災害級地震発生の兆候。
・・・・そして3.11は起きた・・・・
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どうしても、特撮ものにからめてしまう
マニアの悪いくせですね。到底、自分は、製作できそうもありません
超不器用なので・・・・・
「サンダ対ガイラ」や「平成ガメラシリーズ」がお手本なんですよね♪
いぐあなの前にこれほどのモノを手がけられていたんですね。
少ないパーツでいかにリアリティが醸し出すか?
そのご苦労が各パーツに滲み出ていて、ため息が出ます。
「凄い」の一言です!男の仕事だなと。
日本の特撮に防衛隊は欠かせません!
平成ガメラシリーズはガメラの生物描写や自衛隊の綿密な
活躍が日本男児の琴線に響いてグっと来ますね。
もちろん伝統の東宝防衛隊、防衛軍によって幼き頃に
洗脳済みであったおかげな訳ですがw
>洗脳済みであったおかげな訳ですがw
確かに私たちは子供の頃にその体験があります。
そして、身近なプラモやソフビで「ごっこ」遊びで自分の世界を実体験として体感したんですよね。
いくらリアルでもCGはCG。ゲームはゲーム。バーチャルは存在しても体感が無ければ、残らないんです・・・どんなにハマったゲームでももう、すっかりわすれてしまっている・・・
実体験が創造性にも結びついていくのだと考えています。
マニュアルとバーチャルだけでは、何かが足りないような気がします。
久嶋氏の「神模型工房」ホームページでは、何と無料で1/270イージス護衛艦がダウンロードできます!勿論、私たちの開発計画の「胆」であった久嶋フレームはまだマル秘ですけどね(笑)
この大きさの艦船模型が1日で組み立てて飾れる・・・
前代未聞の開発だったのですけど・・・でも、あきらめたくないなぁ。
いつか実現させたいものです。インジェクションはとにかく資金が必要。
その前に、せめて説明書を理解できる、折り曲げる事ができるだけのユーザーの耕しが必要なんです。