ファンドで体をフレーム作り
やっつけですが、ファンドでフレーム構造の作り方をやってみた。
一番の課題はこの時期、すぐにパサつくファンドを生かすコト。パサつき=早く乾く♪
【めあて】
ちぎって、ぺったん、はっつけ、トントンでフレーム作ろう♪
①基本は少量のファンドを「薄焼きせんべい」で使う。
ラフスケッチからおよその量を考える。
「薄焼きせんべい」の厚さは2ミリまでかな♪
この量で、フレーム分までイケるでしょう。
うっかりポスカでラインを書いたため(汗)あわてて水性ペンでラインをなぞる。
そう・・・「薄焼きせんべい」にラインを転写させたかったからなんです。
「薄焼きせんべい」この間に水気とんでぱさついた・・・でも気にしない♪
かろうじて見えるラインにあわせ、ハサミで切る。
②フレームを作る
ちぎって、ぺったん♪ちいさな「薄焼きせんべい」
コイツをはっつけ、筆などでトントン。
フレーム(壁)が薄ければ、上からまたはっつけていく。見かけは気にしない♪
鎖骨やアバラ骨は多少意識。あとは胸のおよその厚みぐらいかな。
最後に橋をかけたら、フレーム終了。
・・・・それにしても、この造作は小学生レベルですねぇ(笑)
しかし、どうせ見えないトコ。造作やら見栄えより基本ラインさえ出せれば良いのです!
そして、いよいよ包み込みます。
厚さはこの大きさなら1.5ミリあれば形状キープできるでしょう。
③お布団かけたら、フレームの外壁に添ってなじませるように。
それ以外はできるだけさわらない。
まわりをなじませたら、鎖骨とあばらあたりが自然と重さでなじんでいます。
余分は、おおまかにカッターで。
綺麗にきちんとやろうとしない。余分は後からきちんと切ればイイ。
④腰にお座布団あてて、背骨のライン。
このまま「果報は寝て待て」
この程度の大きさのモノでも塊で作ろうとすれば、外側と内側の乾燥時間の違いから表面に亀裂が生じるでしょう。何より内側まで乾くには数日かかる・・・
このほかの方法として「くしゃくしゃ軽く丸めた新聞紙」を芯にして包む方法もある。新聞紙は丸める際の加減で、かなりの形が出せる。
取り出しは、カッターで切りこみいれて、あとは引っ張り出す。もしくはそのまんま(笑)
他にもいろいろな技法があるのだが、とりあえず誰もが悩む本体(塊)での落とし穴。
何より造形材の性質を知る事。そのためには失敗や経験値も大切にすること。
これが一番のポイントなんじゃないでしょうか♪
このあとの作業は筋肉を意識した肉付けとなります。
・・・とまぁ、義務教育図工美術で指導者に「楽しい図工」を教われた方はできると思いますが
やたら神経質にいじくり過ぎると粘土は乾燥しパサパサに(-_-;)
さらに謙虚に原因を見つけようとせず「紙粘土最低っ!自分にあわない!」なんぞと素材のせいにするような方には不向き。マスターすれば手軽で便利なワザなんですけどね。
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有難うございます。
一応、アルミ線とポリパテの余った塊で
ある程度のポーズ付けて芯を作ってます。
今回教えて頂いたせんべい方法もやってみます!
その前に先ず、Bモンスターの新作を片付けないと・・・w
来月のお茶会でも色々質問させてください!
後の削りにも都合良いですしね。
今回紹介の方法は、鎖骨やアバラ骨や骨盤フレームのライン取りだけを丁寧にやれば、皮かぶせると、一発で「ゾンビ」の体がリアルにできちゃいます。
今回の試作、偶然ですが実に面白い味わいが出ました。
オリジナル「ゴーレム」にしてみようかと思います。